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純心の日常

大学生による中学校英語・授業見学

英語教師を目指す、長崎純心大学文化コミュニケーション学科4年生6名が、5月7日(土)午前、中学2年生の授業見学のため来校しました。教育実習直前に授業見学をした大学生のコメント(一部抜粋)をご紹介します。

 

 

単語クイズのゲームで授業が始まり、教科書の内容をリスニング問題として扱うことで、スムーズにユニットの導⼊がなされていたことが印象に残っています。

 

・授業が始める前から和気あいあいとした雰囲気で、先生と生徒たちの仲がいいと感じました。授業が始める前からの雰囲気作りは授業にスムーズに入るためにとても大切だと感じました。… 一方的に新しい文法を教えていくのではなく、生徒自身にいったん考えさせるからこそ、定着も深まると思いました。

 

・授業を見学して、自分も実践したいと思った取り組みは、「学び合い、教え合い」です。… 大学では「生徒が発言する機会を増やす」ことが大切だと学びましたが、言語活動や音読練習だけでなく、生徒同士が相談し合うことも活発な授業を構成していく上で大切だと気づくことができました。

 

・一つ一つの活動や授業内容に、こういうことをしてほしい、学んでほしいという意味や思いがあり、そういった活動の背景にある理由の一つ一つが大事だと分かりました。どういう流れで授業を進めれば、生徒が理解しやすいか、自分たちで考え教えあう環境を作れるか、生徒にどういう力をつけてほしいのか、どういう活動を入れるとより深い学びになるかなど、様々な観点から考えて授業を作られていることが本当によく分かりました。私も実習で授業をデザインする際にこうしたことを吟味して作るよう心がけます。

 

・各ユニットが終わると音読の様子を撮影して送るという宿題は、生徒が1人1台タブレットやパソコンを持っているという教育環境の変化を反映していますが、その宿題のために生徒が一生懸命英語を読もうとしている様子を感じることができました。

 

大学生の皆さんにとっても、実り豊かな授業の見学だったようです。 (写真は授業の様子と、授業終了後、会議室での質疑応答の様子)

 

2022.5.18