在校生・保護者の方へ
卒業生の方へ

中学校の教育

6年間を最大限に活用した学習プログラム
あなたの夢をかなえるための教育システムを展開しています
中高一貫教育により、無理なく、着実に学力を身につけることができます。コース別・習熟度別授業をはじめ、きめ細かい個別・添削指導を行います。
今後の教育改革に対応できる力を養うために、ICTを活用しています。

コース制

スタンダードコース
月曜日から金曜日までの6時間授業(土曜日は隔週で3時間)の中で、5教科(国語・数学・英語・理科・社会)の授業内容を充実させ、高校での学習をスムーズに始められる力を養います。多聴多読や学級の半分の人数で実施する英会話の授業を通して、英語教育の充実をはかるとともに、世界への視野を広げるため、総合的な学習の時間ではSDGsについて学習を進めています。また、放課後の時間は部活動や習い事、自主学習など、それぞれの特性を生かし、さらに伸ばすための時間にできるカリキュラムです。
アドバンスコース
発展的な学習内容に取り組む時間として、7校時に授業を行います。
令和2年度の各学年の取り組みは次の通りです。
・中学1、2年生は探究学習に挑戦しています。
大学入試改革への対応だけでなく、高校での「探究」がスムーズに行えるように、課題発見、情報収集、まとめ、発表を繰り返し行い、自分の資質や能力を自ら高めていきます。
・中学3年生は5教科のより難しい問題に取り組んでいます。
高校Ⅰ、Ⅱ類での学習をスムーズに始められる力を養います。
中学2年生は国語、数学、英語、理科の4教科、中学3年生は数学、英語、理科、社会の4教科です。

優しくしなやかな心を育てる

人とともに、自然とともに心と身体を培うのが純心の伝統です
聖母マリアを理想と仰ぎ、自分のことだけではなく、
まわりの人のことも考えられる優しく寛容な女性を育てることを目指します。

豊かな人間性を育む心の教育

カトリシズムの精神

  1. 週1時間「宗教」の授業があります。
    聖母マリアの生き方を理想とし、イエス・キリストの教えを通して人間としての在り方を学びます。そして聖書に基づいた広い視野で物事を捉え、人間社会、そして世界に貢献する生き方を目指します。その基本はまず、命を大切にすることです。さらに相手を思いやる心、奉仕の心を培います。
  2. 「祈り」と「感謝」の中で、一日一日を大切に過ごします。
    聖歌を歌い、聖書を読むことで一日が始まり、感謝のお祈りの内に一日は終わります。
  3. 月訓を心にとめて、ひと月ひと月を過ごします。
    月訓に添って、あるべき姿を考え日々の生活にいかします。
  4. 毎日の掃除を生徒・職員全員で心をこめて行います。
    伝統の「奉仕」と「感謝」の心を育てます。

一人ひとりを大切に

  1. 担任・副担任の二人で学校生活をきめ細かくサポートします。
    女子教育を重視し、女性として成長する大切な期間を支えるために、担任・副担任のいずれかは女性教師です。
  2. 定期的に個人面談をします。
    定期テスト終了後、担任が一人ひとりと向き合い、学習・生活についてアドバイスします。
  3. 「生活の記録」(連絡ノート)を活用しています。
    日々の小さな気づきを記録し、保護者や担任と共有していきます。
    一日を振り返ることにより意義ある明日につなげます。
  4. 保護者との密接な情報交換の場を多く設けています。
    授業参観、懇談会、年2回の相談会をはじめ、様々な場面で保護者との連携を図っています。
  5. スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカーがいます。
    専門家とも協力し、過ごしやすい環境作り・心の健康を目指します。保護者の相談にも応じます。

錬成会

 心身ともに健全な女性を育てるために創立当初から勤労体験学習を重視し、錬成会を実施しています。
 クラスごとに三ツ山のセミナーハウス(聖ヨゼフの家)で一泊二日を過ごします。団体生活をしながら基本的な生活及び純心の精神を学び、クラスの親睦を図ります。また原爆ホームなどでの奉仕活動や畑での農作業を通して、普段の学校生活・授業とは異なる環境の中で、奉仕の精神や勤労の尊さを学びます。

奉仕活動

 初代校長江角ヤスは原爆により多数の生徒が亡くなったことに心を痛め、生徒たちに代わって御両親の老後のお世話をするために、三ツ山に福祉施設を建てました。その思いを受け継ぎ、今もさまざまな奉仕活動が行われています。
 中学のボランティア部は老人ホーム・純心幼稚園の訪問や清掃奉仕、環境活動などに取り組んでいます。
 高校のミゼリコルディア部は昭和53年に発足した伝統あるクラブです。主に、献血の呼びかけ、街頭募金活動など様々なボランティア活動を行っています。