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女子力発信

みんな共に生きています。

9月に入り、朝夕の涼しい風が肌に触れて、季節の移り変わりを感じています。そのような中、本日9月8日はマリア様の誕生日、本校ではコロナ禍のため縮小した内容となりましたが、体育大会が行われました。

 

二期制をとっている本校は、8月末に夏休みが明けて、学校が始まりました。8月の女子力発信はお休みさせていただきましたが、月訓は「親孝行」でした。

 

8月9日は長崎原爆の日で、被爆校である本校は、純女学徒隊と原爆殉難者の慰霊と世界平和のために、この日、祈りをささげました。このように、平和について考える機会もあり、夏休みでもあるこの8月の月訓を生きるために、「身近な関わりの中の平和」をキーワードとしました。初代校長シスター江角先生の放送朝礼などのお話の中には、親孝行の勧めが多くあります。親に孝行することは大事な生き方です。合わせて、優しい心で身近な人と接すること、そのためにも自分を大切にすること、素直な気持ち、感謝の気持ちを行動で伝えることを大事にしてまいりました。

 

9月の月訓は「遵法」です。「共に生きている」をキーワードとして、この1カ月を過ごしてまいりましょう。夏休み明けですから、生活のリズムを整えましょう。

 

私たちの生活の中に法=規則やルールがあるのはなぜでしょうか。みんなが共に生きているので、規則やルールを守ることによって秩序正しい生活ができます。では、規則やルールを守ってさえいれば、毎日の生活は何の問題もなくなるのでしょうか。秩序正しい生活に、+α(愛)、何か添えてみませんか?

みんな共に生きています。その場があたたかく、優しくなって、そこに安心と笑顔が生まれてくると嬉しいですね。そっと声がかけられ、そっと歩み寄り、手が差し伸べられ、いつの間にか隣りにいてくれる、そのような関わりが自然体でできるといいですね。

さて、誰かのために、私にできる「+α(愛)」は何でしょうか?

2022.9.8