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女子力発信

12月「清貧」 シスター江角の言葉を紹介します。

 

私は、学園を聖母の汚れなきみ心に奉献し、聖母のように、神様にも人にも喜んでいただける女性を育てたいとの考えで、聖母の汚れなきみ心、すなわち「純心」という名の学園を創立しました。

 

 

イエス様は、一人ひとりの心の中に生まれたいのです。住みたいのです。しかし、冷たいところにはお住みになれないのです。

 

 

 

2025年の最後の月、12月に入りました。
また、クリスマスを準備して迎える待降節を過ごしています。月訓は「清貧」です。
 

ルカ福音によると、イエス様の誕生は、旅先であったにも関わらず泊まる宿がなかったこと、「飼い葉桶」に寝かせたという記述から、家畜小屋であったことがわかります。

「清貧」という月訓は、このようなイエス様の誕生の場面から、私たちの日常の当たり前を感謝して生きること、時々、不足や欠如を感じて落胆することがありますが、ありのままを受けとめて生きること、他者に開かれた心をもって生きることの気付きを与えてくれます。
 
寒さの中でも、心は温かく、優しく、思いやりをもって、小さな愛の行いを実践していきましょう。周りの人々に喜んでいただくこと、それが神様を喜ばせることにつながります。
 
12月8日 無原罪の聖母マリアの祝日に、純心女子学園は創立90年を迎え、創立の原点を振り返ることで、新しい100年に向けての出発をいたしました。

2025.12.8