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女子力発信

3月の月訓は「感謝」です。

3月の月訓は「感謝」です。

2020(令和2)年度の最後の1ヵ月に入りました。

先月、後期期末テストを終え、2月27日(土)には高校Ⅲ年生を送り出し、この3月を迎えています。この一年の諸活動と自分の内面も含めて、様々なことを振り返り、次のスタートに向けての準備の時となりました。

本校は、年度の終わりに各学年ごとに「黙想会」を開き、自分を見つめる時間をとります。心を静かにして、様々なことに感謝しながら、この一年の終わりを迎えられるよう、この機会をよく活かしていただきたいと思っています。

昨年9月の台風被害を受けていた聖堂の復旧工事が終わりました。雨漏りを避けるために避難させていた荷物等の整理整頓と全体の清掃を終えて、聖堂で落ち着いて祈れるよう整いました。3月1日より、世界平和のための朝のロザリオの祈りの場所を聖堂に戻しました。感染症拡大防止のために、まだ縮小したお祈りの形式をとっていますが、被爆校としての使命を意識し、真心をこめてお祈りを続けたいと思っています。

昨年7月に国連が採択し、今年1月22日に発効された「核兵器禁止条約」が完全に実施されますように。

教皇フランシスコは、長崎の爆心地から世界へ向けて「核兵器廃絶」のメッセージを発信しました。「すべてのいのちを守るため」に新たに思い起こします。「主よ、私をあなたの平和の道具にしてください。憎しみのあるところに愛を、いさかいのあるところに赦しを、疑いのあるところに信仰を、絶望のあるところに希望を、闇に光を、悲しみのあるところに喜びをもたらすものにしてください。」(平和を求める祈り)

2021.3.3