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純心女子高等学校
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純心女子高等学校

先輩からのメッセージ

広島大学 教育学部 第一類 数理系コース
T.S.さん  国公立コース(長崎市立 橘中学校 出身)
「三年間で得た私の強み」
私は自分自身と両親の希望もあり、長崎大学の教育学部を第一志望にしていました。しかし、高校入学時の私の成績は、お世辞にも良いと言えるものではありませんでした。高校1年の時の担任の先生との面談で、この成績では長崎大学に行くことはできないと言われ、どうにかしなければと思いました。
ある時、自分に合った勉強法をみつけることができ、私の成績は大きく飛躍しました。きっかけは高校2年の夏に苦手な英語の説明を級友の前で何も見ずにしたことでした。苦手意識のある英語の説明を自分はできるのだろうか、人にわかってもらえるだろうか、不安はありましたが、自分なりに工夫して取り組み、一時間やり遂げることができました。結果は好評で級友や先生方から嬉しい言葉をいただきました。私はこの取り組みを通して、苦手だった英語の勉強も楽しいと思うようになり、自分に自信を持てるようにもなりました。それから私は、授業中に先生の話を聞くときには自分だったらどう説明するかを考え、授業後にはその事を意識しながら内容をまとめました。また、放課後の時間を利用して級友に説明するという学習を続けてきました。
そして、第3学年にあがり、人に説明をする、アウトプットすることに対してはこの学校の生徒の誰よりもたけていると思えるほどにもなりました。同時に、覚え方を工夫したり、人に説明するやり方を考える事を楽しく感じ、学ぶこと自体が好きにもなりました。
9月頃、担任の先生から、広島大学のAO入試を受けてみないかと言われました。少し迷いましたが、自分が行きたい所よりレベルが上の大学を受験する人たちがどのような感じなのか、その場に行き、見て話して感じることは自分にとって良い経験になるだろうと思ったこと、また、その試験内容に、問題を解き面接官の前で説明をするといったものがあったので、自分が取り組んできたことがどれだけ通用するのか試してみたいという気持ちから、広島大学を受験することに決めました。
それからというもの、高校の数学の教科書をはじめからすべて見直し、公式なども何もみずに作れるような状態にしました。先生からのアドバイスをいただきながら、不足している知識を補い、やれるだけのことはやったと思い当日の受験に臨みました。しかし、当日手渡された問題はさっぱりわからず、思うように力を発揮することができませんでした。心の中では、面接官の前で説明をしている時に、あぁ、きっとだめだろうな、次に向けてがんばろうとさえ思っていました。そのため、合格発表の日、自分の番号を見つけた時にはとても驚きましたし、しばらく信じることができませんでした。
はじめがどうであれ、人生はいつ変化が起きるかわかりません。自分には無理だと決めつけるのではなく、少しでも近づけるように自分に何が足りないか、何をすべきかを考え、やってみることが大事だと思います。後悔することが無いよう今を精一杯取り組んでください。みなさんが少しでも自分の夢に近づけるよう応援しています。
最後に、私が合格することができたのは、先生方、両親、級友、今まで支えてくださった方々のおかげです。本当にありがとうございました。
長崎大学 教育学部 小学校教育コース
M.T.さん  国公立コース(長崎市立 滑石中学校 出身)
「受験のおかげで一皮むけた」
私は長崎大学教育学部小学校教育コースをAO入試で受験しました。まずは合格が決まったときのことを書かせていただきます。合格発表の日、一日中結果が気になっていました。放課後、進路指導室のパソコンの前に座り合格者番号の中にある自分の番号を見つけたとき、とにかく安心しました。職員室にいらっしゃる担任の先生のところに行き、「ありがとうございました。」と言ったら周囲にいらっしゃった先生方から「おめでとう。」と言われボロボロと嬉し涙がこぼれてきました。こうやって嬉し涙が流せたのは今までの取り組みがあったからです。
私は3年間国公立コースに在籍していましたが、1年生の頃から勉強だけでなく私たちの将来を見据え先生方が多くのことを与えて下さいました。学習の記録や面接練習、集団討議など初めて与えられたときは時間の無駄ではないか? こんなことやって意味があるのか? と何度も思いました。しかし、先生方が与えて下さったことがどれか一つでも欠けていたら私の合格はなかったと思います。「社会に出てから失敗は許されない、失敗は高校のうち」と槌本先生に言われ、積極的に面接練習や集団討議に取り組みました。どんなに厳しいことを言われても今気付けて良かったと考えることができるようになりました。また、高校3年生になってからは新聞を4紙ファイリングし読み込みました。小さなことでも教育に関する情報を落とすのが嫌で隅々まで教育の記事を探しました。ファイリングをしながら教育学部に進む友達と熟議をし記事の内容をさらに掘り下げました。この取り組みのおかげで今の教育現場で何が問題になっているのか、そのために何が必要なのか、それでは教育現場に立とうとする自分は今何を身につけなければならないのか気付くことができました。
これまでは与えられたことに関して書きましたが、一つだけ自ら考えて行動していたことがあります。それは学校以外の場で行われる講演会に積極的に話を聞きに行ったことです。講演内容は教育に限らずグローバル化社会や経済、医療など様々なものでした。しかし、どの分野の講演会に行っても必ず教育というキーワードが転がってきて違う視点から教育を考えることが楽しかったです。そのとき得た情報がすぐに役立たなくてもテレビを見たり本や新聞を読んでいくと一つ一つの情報が結びついていきこれもまた楽しかったです。私は日常生活の中で転がってくる情報を落とさないために常に手のひらサイズのメモを持ち歩いていました。このメモが受験では大活躍しました。今はこのメモが私の支えになっています。
3年間の中で私と関わって下さった先生方や友達にはとにかく感謝しています。しかし、報いることができるかどうかはこれからの自分次第だと思っています。常に自分はどうなりたいのか、何をしたいのかという目標をもって自分を磨いて行きます。自分で自分に限界ラインを引かないで下さい。先生方が与えて下さることをまずは受け止め、最大限に活かしてみてください。
神戸市外国語大学 外国語学部 英語学科
A.N.さん  国公立コース(諫早市立 喜々津中学校 出身)
「私の三年間」
私は1年次総合コースにいました。放課後の時間が多くあったため、ゆっくりと自分の進路について考えることができました。そんな中、自分の課題が小中学校で学んだ基礎の内容を理解していない事だと気づきました。自分の理解していない内容を放置しておくと受験には間に合わないと思い、実際に小学校のワークを使い学習しました。また普段の授業時から、分からない所は先生に聞き、復習に力をいれていました。2年次からは国公立コースに入りました。模試の回数も増え、なかなか成績が伸びないこともありましが、一喜一憂せず結果をもとに次の試験までの計画を立てることを大切にしました。そのことで、自分の弱点にしっかりと向き合えました。私は2年生の秋の時点で神戸市外大を第一志望にしたので、3年では迷うことなく勉強に取り組めました。ある先生から夏休みが終わってからは英数国よりも社理の成績が伸びると聞いていたので、前半は英数国に力を入れました。また、私は夏休みに世界史の現代史を徹底してやると決めていたのですが、学習がうまく行かず9月頃その事で悩んでいました。そんな時、先生がホームルームの時にある学習方法を提示してくださいました。それは、「一日一つテーマを決め一枚の紙にまとめ人前で説明できるように学習をする」というものです(これを定着と呼んでいました)。私はしばらく世界史と化学を中心に定着をやろうと決めました。今まで10分休みや昼休みは各教科のワークをやっていたのですが、それを定着にあて8校時の自習の時に分からないところを先生に聞き理解を深めました。特に世界史の場合、今まで分からなかった事が一つの線になる感覚があり学習が楽しくなりました。夏が終わってからあっという間にセンター試験当日になりました。私は一日目の国語の試験終了後、「失敗した」という感覚になり一瞬頭が真っ白になりましたが、「自分の解けないことはみんなも解けない」と肯定的に考え切り替える事ができました。センター試験が終わり一番嬉しかった事は、自分の第一志望校に出願できるという事でした。このことがあと一カ月受験勉強をがんばろうという原動力になりました。合格発表のとき自分の受験番号を見つけたときの喜びと驚きは一生忘れません。そして3年間自分のやってきた事が認められた気がして、つらかったことも今では良い思い出になっています。
最後に私が大切にしていたことを言います。それは苦手科目を好きになる事です。苦手科目はなかなか勉強したくないものです。しかし、受験に必要なら嫌でもやらなければなりません。私は実際入学当初は得意と言える科目は一つもありませんでした。そこで私はまず苦手科目の好きなところを一つでもいいから探すようにしました。化学の場合は、身近にある洗剤や食品のパッケージを見て授業で学習した物質が実際にどのようなものに使われているのかという所から興味をもってやりました。少しでも興味が持てれば次第に勉強が楽しくなります。みなさんも最後まであきらめずに目標に向かって頑張ってください。
長崎県立大学 経済学部 経済学科
I.A.さん   国公立コース(長崎市立 村松小学校,純心中学校 出身)
「三年間を振り返って」
私は2年生の頃まで「こんなにやっているのにどうして部活動と勉強が両立できないのか」とよく考えていました。どちらかが向上するともう一方がだめになるということが続きました。
しかし、3年生になり、部活動を引退した時に「やっている感」を自分で作り出し、高い目標を作るのではなく、やりこなせる程度のラインの高いとはいえない目標を作ることにとどまっていたのではないかということに気づきました。国公立コースで勉強している時は「部活動もこなしていてすごい」と言われ、部活動をしている時は「勉強もこなしていてすごい」と言われていたので、このことも、自分自身の「やっている感」を促進させたのだと思いました。
受験の出願願書を書いている時、「形」として残っている部活動の試合結果や英検の資格を見て、これまでやってきたことは私を支えてくれていても、どこかで心残りがあるように感じました。もう過去は変わらないので、これからの心残りをなくそうと、受験の試験内容である日本語と英語による面接に向けての練習、英語の筆記テストに向けての準備を念入りに行いました。
面接については、幅広い社会事情を詳しく知っている上に、自分の意見を持っていることが望ましいのではと考えました。その時、支えになったのが1年生の時から続けているニュースと新聞のチェックやレポートです。特に北朝鮮について国政や文化的背景、ミサイル問題などをまとめ、クラスメイトの前で発表したり、中国のシャドーバンキングについて図を用いるなどしてプレゼンテーションをしたりしました。また、3年生からは読売・毎日・朝日・長崎の4社の新聞に記載されている日中韓問題や経済関係の記事について読み比べ、ファイリングを行いました。これらのプレゼンテーションやファイリング、そして多方面から情報を集めてレポートにし、自分の意見を持つことは他の受験生と差をつけるだけでなく、自分の自信や達成感を味わうことができ、新たな時事問題について目を向け深めようとする好奇心にも繋がりました。社会への関心の高さや、それについて考える姿勢を含め、自己アピールという点においては自信をつけることができ、今でも誇りに思っています。結果として同じ学科を4人受験し、1人の合格者となることができました。
1年生の頃は勉強と部活動に追われ、2年生の頃に両立できないと悩み、3年生の受験出願前に今までの自分を見つめ直してみて、思ったことは、「やっている感」を作り出していた自分をこれからは直し、勉強や部活動を両立させ、心からの達成感を味わえるような自分を作っていきたいということです。これまでの3年間で感じたことを大学生活で生かし、4年間でさらに成長したいと思います。
聖マリア学院大学 看護学部 看護学科
E.A.さん  理系コース(時津町立 鳴鼓小学校,純心中学校 出身)
「多くの支えと私」
私が受験を意識し始めたのは3年生になってからです。私は3年間ソフトテニス部に所属しており、毎日部活から帰っては疲れてすぐ寝てしまう生活をしていたため、国公立コースの友人が1年生の頃から対策を立てているのを見つつ、焦りは感じていましたが、まだ大丈夫という根拠のない余裕もあり、取り組んでいませんでした。3年生になっても取り掛かりの遅い私はクラスメイトが動き出しても、何をしていいのかわかりませんでした。
そんな私が受験を意識し始めたのは、友人が「一緒にしよう!」と誘ってくれたのがきっかけでした。何から始めていいかわからなかったため、友達がするのを真似して先生方に面接練習を頼み込み、気づけば多くの先生方と数十回は練習をこなしていました。練習するごとに課題が見つかり、様々な考え方を先生方から伺うことができ、自分の考えを少しずつ深めながら自分の物にしていくことで、本番に向けて自信をつけることができました。
この時に「やっていてよかった」と思ったことは、3年間参加した高校生一日看護体験です。小さい頃から医療系の仕事に就きたいと思っていたため、病院での体験は自分にとって何かプラスになると思い参加していました。毎年違うことを体験させてくださるので、毎回新たな発見があり、とてもためになりました。
また、面接練習以外にも小論文や新聞のファイリングも行いました。小論文は志望大学のオープンスクールに参加した際にもらった過去問題集を一通り書き、国語科の先生に採点していただきました。また、縦書き横書きなどのパターンも想定し、どのような形式でも対応できるようにしました。新聞のファイリングは、自分が重要だと思う部分にマーカーを引いて切り取り、さらに気になる記事は自分で調べたものも付け加えてファイリングしていきました。また、国公立コースの生徒が他社の新聞をファイリングしていたので、各新聞社によって書き方も違うのではと思いそれらにも目を通していました。
受験は大変でしたが、自分1人ではなく、先生方を始め、多くの方の支えがあり成功することができました。これから受験に立ち向かう後輩の皆さんも、大変だとは思いますが、少し目を向けると多くの支えと、協力してくれる人が必ずいるので、気負わずに立ち向かって頑張ってください。
活水女子大学 看護学部 看護学科
F.S.さん  理系コース(長崎市立 小江原中学校 出身)
「先を見据える」
私は中学生の頃から看護師になりたいと考えていました。そこで勉強はもちろん、他に何か準備が出来ないかと考え、1年生の頃から看護体験を行える所は無いか調べ、自分で申込み、体験を行ったり、ボランティアを通じて積極的にさまざまな年代の方と交流したりするようにしてきました。また、2年生の頃からは医療に関する講話を調べ、聞きに行ったり、新聞の医療ニュースを読むようにしました。
そして3年生になり、志望校を推薦入試で受験をすると希望したので、まずは小論文の練習から始めました。人よりも頭でまとめた事を文章に書いて表現する事が苦手な私は、小論文対策を4月から始めました。最初は全く自分の意見が字数内でまとめる事が出来ず何度も先生に添削をしていただきました。しかし、なかなか自分の思い通りの文章が書けなかったので新聞の医療に関するニュースを読んで自分の意見をまとめたり、以前講話を聞いた際にまとめたノートなどを振り返ったりしてみました。すると少しずつ小論文が書けるようになりました。面接の練習では台詞のように覚えるのではなく、素直に自分が考えている意見を相手にわかりやすく伝えるという事を意識して行いました。以前から学校外の活動でも老若男女問わず自分から交流し、自分の考えをしっかり話すように心掛けていたので面接の練習はスムーズに行えました。そしてさらに質を高めるために受験の2、3週間前から授業担当でお世話になっている先生以外の先生方などにも毎日面接の練習をしていただきました。
私が志望校に合格できたのも多くの先生方の支えがあったからです。先生方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、何事も早めに取り組み始めれば、何らかの形で結果につながるという事を実感したので、大学でも続けていきたいです。みなさんも先を見据えて準備を早めに行い、目標達成に向けて頑張ってください。応援しています。
上智大学 総合グローバル学部 総合グローバル学科
F.N.さん  文系コース(私立 長崎南山小学校,純心中学校 出身)
「努力は『自分の理想』を現実にする!!」
私が純心中学校にいた頃、あまり進路については深く考えたことはありませんでした。しかし、高校に入学して間もない頃から、進路についての話を度々聞く機会があり、1年生の頃から高いモチベーションを築くことができました。
私はとにかく早く努力を積み重ねてきた方が得する、と実感しました。3年生になってからいきなり努力をしても、推薦受験のためには3年間の平均評定が必要となるため、3年生の時にたとえよい成績が得られたとしても、思ったように評定は上がらないからです。
高校の勉強は、努力をすれば必ず理解できるようになっています。テストも努力した分、点数がついてきますし、勉強もきっと楽しくなると思います。そして高校ではコースに分かれ、自分の得意教科を最大限に伸ばすことができます。私は文英コースに所属して英語力を伸ばし、TOEICでは770点を取得しました。文英コースは推薦で試験を受ける人が多く、クラスのみんなと互いの進路の決定を喜び合い、支え合える、とても素敵な環境でした。
また、私は中高生徒会に所属していました。議長ということもあって、学校行事の司会を主に務めていました。中学生のときから生徒会活動の一つとして司会をすることが多かったこともあり、人前で緊張することはずいぶん減っていきました。この力は、面接で受験をする上で本当に大切な力となりました。面接では自分の魅力を最大限に引き出し、堂々と話をするのが大切なのに、緊張していてはもったいないです。
生徒会に入って本当に良かったと思ったことは、「2013長崎しおかぜ総文祭」の広報デザイン委員会実行委員として2年間活動できたことです。私は広報活動に従事しましたが、この活動の中でも生徒会での司会活動を生かして、広報イベントでの司会やテレビでの広報活動で話をするなど、数多く仕事を任されました。私にとってこれらの活動は自分の能力を最も発揮できる貴重な場でした。
高校生活では、そのような場所を見つけて自分の個性を引き出し、何事も全力で取り組んでください。また、推薦受験に向けて、先生方に積極的に相談し、熱意を持って準備に励んでほしいと思います。熱心さが伝わると先生方も熱心に向き合ってくださるからです。そして、先生方と自分の長所を見つけたり、今まで考えたこともない社会問題に向き合ったり、数ヶ月で信じられないほど成長ができる素晴らしい期間になります。将来が自分の力で素敵に変えられる時期に、将来について思いを馳せ、見据えることは本当に楽しいです。終わってしまえば高校時代の素敵な思い出の一つに必ずなると思います。
「まだまだ先のこと」と思っているうちに、高校生活はあっという間に過ぎてゆきます。これが少しでも参考になって、後輩の皆さんが充実した日々を送れることを願っています。様々な刺激を受け、自らの道を切り開いていってくださいね。
上智大学 人間社会科学部 社会福祉学科
M.Y.さん  文系コース(五島市立 奈留中学校 出身)
「私の受験勉強」
まず、私が上智大学を受験しようと考えたのは3年生の6月でした。それまで進路が暖昧だった私は、友人からの誘いもあり最初は軽い気持ちで「上智に行ってみたいな」という程度で、上智大学を希望しました。以前から興味のあった社会福祉学科もあったので、それも希望した理由のひとつでした。
しかしそんな軽い気持ちの私には大きな壁が2つありました。1つはカトリック推薦で行われるTEAPに対する英語力の強化です。元々英語は得意なわけではなく、テスト勉強しかしてこなかった甘い私には語彙力が最も不足していたので、とにかく単語の暗記を行い、TEAPと形式の似ている英検の問題、TOEIC問題集、先生方から頂いたセンター試験の過去問等をこなしました。また、アピールできるものが何もなかったので時期的にラストチャンスであった英検2級をなんとか取得しました。英検の勉強では文法や長文問題も同時に学習し、少しずつ英語力を身につけました。
もう1つが最も大きな壁でした。それは、上智大学の社会福祉学科に行きたい理由が分からなかったことです。壁というより致命傷であり、今思い出しても恥ずかしいことですが、志望理由書を書こうにも書けないのです。社会福祉への全てがイメージでしかなく、あまりにふわふわとした志望理由書の内容に、先生方を困らせてばかりでした。これでは何も解決しないと思い、訪問活動を行い社会福祉の現状や仕事内容等を実際に社会福祉士の方から学ぶことにしたのです。
7月に活動を開始し、夏休みを利用して特別養護老人ホーム、病院、地域包括センター、児童養護施設等、計6回の訪問を行いました。訪問での質問は前述したものに加え、具体的な問題の内容(虐待や育児放棄等様々な例がありました)、その問題の解決策が主で気になったことを更に質問していくという内容でした。低年齢層を専門にしている機関、高年齢層を専門にしている機関、そのどちらも専門としている機関をそれぞれ訪問できたことは、社会福祉を分かっていなかった私にとって非常にプラスな事でした。
訪問を終える度に学校に行き、先生に報告しながら自分の中で整理し、次の訪問への課題を見つけました。最初、ふわふわしていた志望内容が訪問を終える度に確実なものとなり、自分の学びたいことが明確になっていきました。訪問期間中に参加した大学のオープンキャンパスで説明された社会福祉学科の魅力が、活動を終えたときに明確になった私の学びたい社会福祉学と合致したので、志望理由書を書き終え(学んだことが増えていくので、結果16回書き直しました)、面接の練習に移ったときもすんなり自分の考えを表現することができました。
また、小論の練習や面接の練習、受験本番で感じたことは知識と具体例、経験談の重要性です。年齢層別の社会福祉の知識や具体例、お話を聞いて思い出した自分の体験談という訪問活動で得たプラスの事柄は、自分をアピールしていく上で全て役に立ちました。
私は机に向かって学習するより直接人と接する中で学習していく方が向いていた気がします。もし、6月の私のように暖昧なイメージの世界にいる人がいたら一度自分の足で興味のある世界の生々しさを体験して、そこから知識や具体例を吸収するのもひとつの受験勉強かなと思います。
何より私が合格できたのは、真剣に指導やアドバイス、訪問活動を行うきっかけをくださった先生方のおかげです。受験で学んだことを活かし、大学で社会福祉を全力で学んでいきたいです。本当にありがとうございました。
聖心女子大学 文学部
N.Y.さん  文系コース(長崎市立 梅香崎中学校 出身)
「夢を持つ」
私は吹奏楽部に所属しており、先輩方が引退した2年次より副部長を務めていたので、勉強よりも部活動の方に一生懸命でした。しかし、両親と「テストの点数があまりにも悪いと部活動を辞める」という約束をし、各教科の予習・復習とテスト前の集中的な勉強は欠かさず行っていました。
私には将来アフリカで現地の子どもたちに勉強を教えたいという夢があり、もともと英語が好きな教科だったので、2年次からは文英コースに進みました。最初の頃は英語の予習量が多く、大変だと感じましたが、習慣になってくると新しい単語を調べるのがとても楽しくなり、英会話の授業でセントローレンスやテレサの高校生と話すことができて、自分の英語が通じることにとても感動しました。
しかし、将来の夢があり、文英コースに進んだとはいえ、大学ではどのような学科を選べばよいのかわからず進路は右往左往していました。
そんなときに、青年海外協力隊という国際ボランテイアで活動している方のお話を聞き、「私もこの人のようになりたい!」と思いました。同時に、国連難民高等弁務官である緒方貞子さんという方の存在を知り、大学では国際交流を専攻しようと決心しました。それに、緒方さんの出身大学である聖心女子大学が指定校推薦で受験できることを知り、先生に相談して推薦をいただくことができました。日頃から部活動と勉強との両立を図るように勉強にも取り組んでいたため、いざ行きたい大学が決まった際に推薦条件の評定を満たすことができており、両親との約束のお陰だと、両親にも感謝しました。
受験では、学園長との面接もあり少し緊張しましたが、部活動の大会よりは緊張はしなかったし、大学の学生の方がとても優しく接してくださり、リラックスして自分の言いたいことをはっきりと言うことができました。
私が合格できたのは、将来の夢を具体的に持ち、日頃の勉強に対する取り組みを怠らなかったからです。そして先生方や友人の支えがあったからだと思います。特に、将来の夢について真剣に話し合ってくれ、そのために県外の大学へ行くことを承知してくれた両親にはとても感謝しています。やはり自分の将来について家族と話し合うことはとても大事だと思います。
夢は追い続ければ必ず叶うと思います。だから、夢を見つけ、その夢に向かって一生懸命頑張ってください。
青山学院大学 経済学部 現代経済デザイン学科
O.M.さん  文系コース(長崎市立 山里小学校,純心中学校 出身)
「日々の成長と強い意志」
自分の中学生の頃を振り返ってみると、学校生活に少し不真面目だったと感じています。将来の夢もありませんでした。バスケットの練習も毎日きつく、行きたくないと思うこともありました。
しかし、数年後の今、指定校推薦をいただき大学合格、そして部活動では県予選で優勝しウィンターカップという全国大会に出場、という最高の形で卒業を迎えることになるとは想像していませんでした。私は、高校3年間で大きく変わったと思っています。でも、それは何かがきっかけというわけではありません。一段一段成長してきたのだと思います。
私は11月末に指定校推薦で受験しました。10月末には部活動のウィンターカップ県予選があり、12月にはウィンターカップ本大会、さらには受験から帰ってきた2日後に後期中間試験が始まったため、バタバタの受験でした。それでもなんとか乗り越えることができたのは、早くから日程を確認し、準備することができていたからだと思います。
まず、1年次で進学先を決定し、2年次から模試対策を始めました。文文コースの私にとって、模試レベルの問題を解くことは容易ではありませんでしたが、先生方から練習問題をいただくなどして必死に取り組みました。そして、3年生の6月に模試が終わると、小論文と面接の対策を始めました。指定校推薦がもらえるかどうかは決定していませんでしたが、10月に試合があるということはわかっていたので、とにかくやってみようと思いました。小論文や面接の練習は、初めの頃は自分の出来の悪さに涙が出ました。しかし、先生方からご指導をいただき、一つ一つ身につけていくことで、徐々に自分の思いや考えをまとめて書いたり、話したりできるようになりました。このように、早くから準備しておくことで、その時に自分の最大限の力を発揮できると思います。また目の前の課題に強い意志を持って取り組むことで、大きな成果が得られると思います。
私の経験の中でみなさんにアドバイスしたいことが3つあります。
1つ目は、多くの先生方にどんどん頼ってみるべきだということです。自分の中で話しかけにくかったり、頼みにくい先生がいたりしても、積極的に相談した方がいいと思います。いろんな先生方からご指導いただくことで、より自分を高めることができ、自分の予想以上に様々な対策をしていただける場合もあります。私の場合、できなくて行き詰まっていた時に、実際に私の希望する職業に就いていらっしゃる社会人の方々に会わせていただいたり、部活動が終わった後、遅くまで残って手伝っていただいたりと、大変良くしていただきました。
2つ目は、受験当日はいろいろなことを想定し、どのようなことがあっても動じないことです。私は小論文対策として、過去の先輩方の受験報告などを参考にして500字を60分で書くという練習をしてきました。しかし、本番では500字の問題が2題出たのです。大変焦りました。いつも500字を60分で書くのが精一杯だったので、全身が凍りつきそうでしたが、当日の朝、父と「どんなことがあっても動じないようにしないと……」と話していたことを思い出し、何とか書き上げることができました。
3つ目は、部活動を続けながらでも勉強に励むことができるということです。私も2年生の時、進路が不安になり、バスケットボールをやめた方が将来につながるのではないかと思い悩んだこともありました。しかし、両方に強い意志を持って全力で取り組むことで、どちらか一方では味わえない最高のものを得ることができたと思っています。勉強で培った集中力や考える力はバスケットボールに活きてきます。バスケットボールで培った忍耐力や精神力は勉強に活きてきます。
私は高校3年間、日々成長することができたと思います。皆さんも、一日一日、目の前の課題をクリアし、成長できるようお祈りしています。